デザインの世界へ!
私は今年の8月から、サイト内のサムネイルやバナーなどの画像制作に取り組み始めました。
イラストレーターなどの専用ソフト(画像内にテキストやイラストなどを入れて加工することのできるソフト)を使って画像を作りながら、これまで触れたことのないデザインの世界に挑戦しています。
ですが、当初はそんなに大げさなものではないと思っていました。
すごく凝ったものを作るわけではないし、少しテキストやロゴを入れたりするだけの簡単な画像を作る程度なので、ソフトの操作性さえ覚えればある程度できるだろうと考えていました。
これが今になると本当に恥ずかしいのですが、私が最初に作った処女作はこれです。
しかも最初にこれを作ったとき、「まあまあ様になってるじゃん」と少し得意げになってさえいました(笑)
しかし、今の私のデザインの先生である城戸さんに作ったものを見せると、「これは世に出せない」とはっきり言われてしまいました。
しかも最初は、一旦私が作ったものを表に出す想定だったので、城戸さんを相当悩ませてしまったようで申し訳ない限りです。
そしてここから、城戸さんに指導を受けながら私の修業が始まりました。
まずは、デザインの基本の“き”を知るために1冊の本を読むところから始まり、今は、ポスターやWEB広告などのデザイン見本がたくさん載った本や、リシュマムのチラシツールやパンフレット、サイト内のバナーなど、参考になるものをひたすら見て、自分が作るものに取り入れています。
そして1つのサムネイルやバナーに対して3~4パターンの画像を作り、城戸さんに添削してもらうことを繰り返しています。
約2ヶ月半勉強して得たもので私が今作っている画像はこれです。
まだたった2か月半ですが、自分が作った処女作がどんなにひどいものだったのかわかる程度には目が肥えてきて、城戸さんに褒めてもらえることも少しずつ増えてきました。
この歳になって自分の成長をだれかに褒めてもらえることはとても貴重で、素直に嬉しくなります。
そして勉強をする中で気づいたことは、デザインという分野はセンスだけではなく、「知識と理論」がとても重要だったことを知り、驚きと同時に自分が先入観にとらわれていたことを痛感しました。
もちろんデザインの世界にセンスが必要なことは言わずもがなですが、実は自分たちが普段何気なく見ているポスターや雑誌、商品パッケージなどには「人の行動や心理、ものの見方」に裏付けされたルールや仕掛けがたくさん散りばめられていることを知りました。
最初は、城戸さんにデザインの基礎の本を読んでほしいと言われて「そこまでする必要があるのかな」と思っていたけれど、読み終わるころには、なぜ読まないといけないのか心底腑に落ちました。
私はこのわずか2か月半で、先入観を破り、新しいことを知って、少しずつでも成長を感じることができて本当に嬉しく、城戸さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
今の私の目標は、これから少しでもいいものを作れるようになって、いつか城戸さんに「浜口なかなかやるな。負けてられないぞ。」とちょっとでも思ってもらえたらいいなとひそかに夢見ています。
これからも学び続ける姿勢を持ち続け、がんばりたいです!